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パニくれば 日誌 Vol.2

 恐ろしかったのですが、もうそろそろ帰ってくれただろうと思ってベランダに出てみました。

 ベランダに出た瞬間に、顔のすぐ横を何かが飛んでいくような感覚とパタパタいう音が聞こえてきました。

 驚いて身をかがめて辺りを見回したのですが、ヤツの姿はありません。「もし飛んできても手ではたけばいいじゃん!」という感じで出てはみたのですが、幻覚に驚くほどビビっていたようです。だいたい、ヤツはバタバタ飛んでいたのではなくてブーンと飛んでいたのです。それでもバタバタにビビるとは、情けない。

 ある偉い人の説では、人間が虫に恐怖心を抱くのは虫が人間と同じく(あるいはそれ以上に)進化を続けて地上の支配者になっているからだ、ということです。確かに人間がこれほど虫をいやがるのはヘンな話です。ヒトの仲間のサルたちは平気で虫を食べたりしてますからね。

 ホラー映画では昆虫ウジャウジャが怖がらせる手段として良く登場していることからも解りますが、なぜかヒトは虫が嫌いなんですよね。もしかするとヒトは進化の過程で昆虫と大戦争して危ないことがあったのかも知れませんよ。その時の記憶が遺伝子に刻まれていて、とかだったら面白いですけど。まあ、ないですかね。

<!-- 虫が恐くなければ人生はほんの少し楽になるかも知れない。-->

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